できるかできないかは自分が決めている

梅雨の晴れ間の暑い1日となりましたね。
お昼から戻って、机を整理していたら振込みを忘れていた請求書が・・・
3時弊店前の銀行に慌てて駆け込みました。(汗)
その途中、どこか見覚えのある方とぱったり。かつて同じ会社に勤めていた女性でした。
彼女もやはり転職して別の職場にいる様子。「うちの会社はこの近く、あそこのビルなん
です、今度良かったらお昼でも食べましょう」と言ったら「まあ、ご発展なんですね」と
驚かれてしまいました。

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私が何かやると言って、あるいはやって周囲に驚かれたことは一度や二度ではありません。
在学中にイギリスに留学すると決めたときや、20代で自宅を買ったときや、子供を抱えて
離婚を決めたときや、自分で会社を作ると決めたとき・・・
どれもこれも私には一生懸命やってきた流れの中で自然にそのように向かっていった
ことなのですが、周囲の人は「突然、無謀なことをやらかそうとしている」と思う
ようで、驚かれたものでした。
でも、そのどれも私はやってきたし、そもそも最初から無謀なこととは思っていません
でした。

親にはよく苦労したことないから怖さを知らないと言われましたが、私は新しいこと
をやろうとしたときはその都度それなりに苦労して頑張ってきたつもりなので、
苦労したことないとは思いませんが、確かに怖いとはあまり思わないようです。

話を戻しますと、今日ぱったり会った方は、前の会社では仕事に不満があったようで
よく辞める辞めると言っていました。後、勉強したいことがあるようで留学したいと
言っていました。私は仕事や人付き合いは本来好きな方なので、会社で働いて
いたときは、大体仕事が楽しく、辞めたいと口にする人が多いのは驚きでした
(しかも、そう言って辞めない人が多いのはさらに驚き)。
私も何度か転職しましたが、私は「辞めたい」と言ってたことはありません。
「辞めたい」と口にしたときは、辞めてました。(笑)

で、辞めたいと思い、辞めてやってみたいこともあり、それでも思い切れない人
にその理由を尋ねると、大体「もう年だから」、「新しいことに挑戦しても食べて
いけるだけ稼げるようになるか保証がないから」、「私の能力では無理だから」・・。
要するに成功すると保証がないことには飛び込めないというわけです。

これまでやったことのないことに初めて飛び込むわけですから、保証なんてある
わけがないし、そもそも保証のあることしかやろうと思わないとしたら、すべて
経験ずみの同じ生活の繰り返し。なんと退屈なことでしょう(少なくとも私はそう
思います)。

そう言ってあきらめちゃう人は実際にまだ何もしていないうちに、周囲の人がそう
だから、大体この年になったらこういう生活を維持するものだからと勝手に自分一人
で決めつけた枠組みの中で、自分の能力も可能性も制限してしまっているのです。

それから、現状は不満だけどやりたいことがないとか、チャンスがないと言っている
人たちも、同じように頭の固い人たちで、狭い枠組みにはめ込んで人生を眺めて
いるから、そもそもその枠組みから外れたことを思いつこうともしないし、その
流れがきているのにも気づかないのです。

その「枠組み」を世間では「常識」と言うのかもしれませんが、幸い私はそういう
ものが欠落しているようなので(笑)、多分、普通の人が思いつかないことをやって
みようと思ったり、実際、飛び込んでしまえるようです。

怖さがないと言ったらもちろん嘘になりますが、怖いと思う前に流れに飛び込んで
しまう。もし、これまで大きな障害はなかったけど、ずっと不満を抱えて生きて
きたと思う人は、自分にできるわけがない、とか、普通はやらないとか、そういう
「自分勝手」に決め付けてきた枠組みがないかどうか、それが自分の可能性を
いかに制限してきたかどうか、振り返ってみたらどうでしょう。
一度そういう枠組みに捕らわれない柔軟な考え方をしてみると、思っている以上に
自分は行動できるし、行動すれば変わっていくし、変われるチャンスやきっかけが
あるものだと気づくのではないでしょうか。